ガバナーご挨拶
Message
2017-2018年度がスタートしました。クラブ会長をはじめとしてロータリアンの皆さんとはPETS、地区研修協議会、会員増強・ロータリー財団合同セミナーなどで共に研鑽に励んでまいりました。
いよいよ皆さんとRI会長テーマをベースに地区テーマを実践する段階となりました。
イアンHSライズリーRI会長はロータリー:変化をもたらす(Rotary Making a Difference)の意味を世界に、地域社会に、人々の人生に変化をもたらすと解説しています。弱い立場の人々、劣悪な環境にいることを余儀なくされている人々に人道的立場から手を差し伸べようと呼びかけています。「ポリオ撲滅」は持続的な奉仕の究極といえます。2018年はポリオ撲滅の最終年度に当たり、6月のアトランタ国際大会ではこの活動に協力・支援しているビル・ゲイツ氏の講演が行われました。
RI会長は具体的な行動・実践を提案しています。変化をもたらす活動を持続的に行うためにはクラブの強化を将来にわたって実施することが必要です。具体的な課題はクラブの会員の充実で、二つあります。一つは男女会員のバランス。「男女均等」を実現していくには現在のペースでは30年もかかってしまいます。二つ目はロータリアンの平均年齢で現在会員の大半は60歳以上で40歳未満の会員は5パーセントです。10年、20年後のロータリーの活動のためには若い会員の入会を促していくことが必要です。
今回新しく提言されたのが環境の持続性で各会員に1本植樹することを2018年4月22日の「アースデイ」までに希望しております。ロータリーで120万本植えようと。地区ガバナー賞の対象とします。
RI会長のテーマを受けて地区スローガンを「Take Action」とします。行動することはロータリーの合言葉「世界でよいことをしよう!」の基本です。職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕も行動することなしには達成されません。歴代のRI会長は行動、実践を奨励しています。ACTIONなきVISIONは夢にすぎないと。RI会長のテーマ・VISIONを元に計画し、実践しましょう。
今年度は「会員増強」を最重点目標に掲げました。RIではゾーンの再編が進められており、日本は3ゾーンから2.5ゾーンへと変更されております。日本の発言権を得るためには日本からのRI理事が毎年存在することが必要です。それぞれのRCの置かれている環境により困難な面も有ると思いますが是非とも増強目標達成に努力していただきますようお願いします。
地区としてクラブの活動を支援する目的でガバナーから新会員へバナーを贈呈いたします。入会の際の印象が重要と思っています。またロータリーのポスターを地区内会員の皆様に差し上げ公共イメージ向上、会員増強に用いて頂けるよう願っています。ポスターの合言葉は「世界を変える行動人」です。
前述の協議会では会員皆様の力強い発言を、提案をいただく事ができました。2690地区会員の皆様とご一緒に2017-2018年度を実りあるものにしていきましょう。
国際ロータリー
第2690地区
2017-2018年度
ガバナー
Tadashi Ikegami
2017-18年度 地区目標
1)最重点目標
《目標1》会員増強
各クラブ 3%増強:クラブの基本中の基本です
2)ロータリー戦略計画の優先項目の推進
*優先項目I クラブのサポートと強化
《目標2》RI会長賞の取得
各グループから1クラブ以上:クラブの活動状況を反映するバロメーターです
*優先項目II 人道的奉仕の重点化と増加
《目標3》ポリオ撲滅への協力
ポリオプラスへの寄付 30米ドル/人
2018年はポリオ撲滅の最終年度です
《目標4》ロータリー財団への支援
年次基金への寄付 150米ドル/人
《目標5》ロータリーカード普及への協力
取得率 40%
《目標6》米山記念奨学会への支援
普通寄付 5,000円/人
特別寄付 10,000円/人
*優先項目III:公共イメージと認知度の向上
《目標7》地区補助金の活用
プロジェクト40件以上
《目標8》グローバル補助金への挑戦
単年度では難しい、中長期的に、戦略計画で。DDFを使っていません。我々の資金です。
3)2018年国際大会(トロント)
第2690地区からひとりでも多くのご参加を。
Profile
氏名 池上 正(いけがみ ただし)
生年月日 1940/ 6/1生
所属 倉敷南ロータリークラブ
職業分類 技術研究
事業所 公益社団法人 山陽技術振興会
〒710-0052 岡山県倉敷市美和1-13-33
TEL:086-422-6625 FAX:086-422-6656
【略歴】
1964年3月 東京大学工学部 卒業
1969年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程 修了(工学博士)
1969年4月 旭化成工業株式会社(現 旭化成(株))入社
1999年7月 取締役水島支社長(現 水島製造所長)
2001年7月 常務取締役研究開発本部本部長
2016年5月 公益社団法人山陽技術振興会 会長
ロータリー歴
1999年10月 倉敷南ロータリークラブ入会
2001年6月 倉敷南ロータリークラブ退会
2005年7月 倉敷南ロータリークラブ再入会
2013-2014年度 倉敷南ロータリークラブ第53代会長
2014-2015年度 第7グループガバナー補佐
その他
大口寄付者(レベル1)
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー
ポール・ハリス・ソサエティ会員
べネファクター
第1回米山功労者